2015年1月31日土曜日

サラダパン

予報が大きく外れてのTEST SKI(予報8cm 実際20〜30cm)
雪崩れるコンディション。
標高が下がるほど下地がアイスバーンのように固く、激しく雪崩れました。

今日は西高東低で風が強く、山頂リフトが運休になったりして、体温が奪われるお寒い一日。
それでもコバ隊員の滋賀県のお土産「サラダパン」で元気回復。
ケンミンショーで紹介された「サラダパン」
意外にたくあんって合うもんだなぁ。

2015年1月30日金曜日

シフト

今シーズンからTEST SKIのシフトを組んでいるのですが…
誰をどこに配置するのか…
結構アタマを悩めます。

実は十数年前にもシフトを組んでいた時もあったのですが
その時は何のプレッシャーもなくやっていたような気がする。

けど、今は事故なくケガなく無事であるように、
隣のエリアに誰を配置するか、若手をどこに投入するか、考えに考えて組んでいます。

今年は降雪が多く、南岸低気圧の影響の降雪パターンも多いので、どうしても無難な配置になりがち。

明日はTEST SKI



2015年1月29日木曜日

残念

-10℃
昨日よりも寒さを感じる朝
今日は平和だと思っていたのに…
滑走禁止エリアに進入する外国人が4名(言い訳ばかり)
せっかくアキヤボート練習していたのに…
その対応で時間を取られてしまいました。
もう一本練習したかったのに。
さて…
五竜の先輩PATROLって口の悪い連中がいっぱいいるけれど…
スキーが下手でも頑張って仕事していれば「温かく見守ってくれる」
これが昔からの特徴で、スキーの下手な私がここまで続けられたのも先輩方のおかげだと、今も思っています。
スキーが下手くそな後輩が一生懸命練習していると、新人の頃の自分と重ねてしまいます。
本人は他の隊員と比較して全然滑れないと落ち込みがちですが、一年前の自分自身と比較すれば確実に成長している。
失敗ばかりして皆に迷惑ばかりかけていると思いがちになりますが、それも含めてPATROL全体の仕事が上手く進むようにするのが隊長や私たちベテランの仕事であって、心配することではないと思う。
ひとつひとつ仕事を覚えて一人前のPATROLになってもらえれば…
そんな風に考えていたのですが、この度後輩パトがひとり辞めることとなりました。
せっかくアキヤボートも引けるようになって、TEST SKIも入る機会が増えてきて、これからという時期なのに…ただただ残念。

2015年1月28日水曜日

mission

久々に冷え込んで…
きれいな青空(あんまりきれいに撮れてない…)
しかしこの直後、風が吹き始め
山頂の全リフト運休

急いでパト本部へ戻ったら…
知らない方がストーブの前に。

隊員の知人かな?と思ったら…
強風でボードラックが倒れ、ゲストの板が滑走禁止エリアへ流れていってしまったとの事でした。

ボードの管理はゲスト本人。自己責任とはいえ、ラックを設置したのは、スキー場側。
何とかしてほしいというゲストの気持ちは重々理解できます。

PATROLでは決断できそうもない問題が出てきそうだったので、上へ伺ったのですが…
揉め事になるような回答をいただきまして…PATROLは板挟み状態。

今すぐ滑走禁止エリアへ入ってボードを回収…なんて意見もありましたが
他のゲストが下で滑っている営業中に滑走禁止エリアへ入るなんて、PATROLはできません。

ボードを直ぐに取りに行くことができないことをゲスト説明させていただいて、
早くても営業終了後に取りに行くことで納得していただきました。

その後大風が吹いて、板が流れた痕が消えてしまい
見つけることができなかったどうしよう…と心配事ができまして
さらに風の影響でウインドスラブができている可能性もありまして
結構緊張感のあるミッションとなりました。

用心に用心を重ね、エアバッグにACE持参。何かあった時用にゴンドラスタッフに待機をしてもらって、相方はTake、パト本部待機はai。

最終PATROLが終了して、ゲストがゲレンデからいなくなってから滑走禁止エリアへ。
日没時間もあるので時間とも勝負。

案の定、流れた痕はキレイに消えていまして、Takeと「流れるならこっちの方向では」なんて相談しながら急斜面の先の奥を探しました。

すると沢筋にボードが真っ直ぐ刺さっているのを発見。
TEST SKIでは絶対入らない雪崩が集まってくる沢筋。
「雪崩れてボードを流さないでよ」と願いつつ、ジグを切ってボードまで。

その後は背中にボードを背負って滑走禁止エリアを移動。
(バランス悪くて急斜面が滑りづらい)

コケて板を傷つけたら大変なので慎重に行きたいところですが
クラストでまた滑りづらい。

最後はオロオロになりながら、ゲレンデに戻りました。
サポートしてくれた皆さん…感謝です。

あぁ〜やれやれ

2015年1月27日火曜日

視界不良で…

キレイな朝焼け
だったのですが…
朝のゲレンデチェックが終わったら、ずっとガスガス。
気温高めで雪質が春のよう。
BCに出かけてケガするゲストもいました。
視界不良で雪質が悪い中でのBCは…
無理はしないでほしいものです。

また視界不良の最終PATROLではグダグダの動きとなってしまいました。
これは私の責任。
明日今一度、基本に戻って取り組みたいと思います。

2015年1月26日月曜日

開封

管理区域の境界線用にペイントした竹ポール
それだけじゃ分かりづらいということで…
隊長がコメリで材料を買ってきて…
カットして、油性ペンで書いて…
看板作成
意外といい感じ。
あとは耐久性。
さてどうでしょうか?
先日差し入れでいただいたBEEF JERKY
これって結構いい値段します。
せっかくなので「打ち上げまで取って置きましょう」とパートタイムのTake隊員が提案。
メンバー皆、了解ということでその日は終わりました。
が…
本日の最終PATROL前…私が巡回から帰ってきたら全員美味そうに食べていました。

実は昨日のミーティング終了後に「誰だビーフジャーキー開けたのは?」となりまして…
みんな「僕じゃない、私じゃない」
じゃぁ誰だ?と当然なりまして…
出勤して今ココにいないのは…「あ!」
ナイター当番の彼が真犯人でした。

もうそこからは堰を切ったように皆食べる食べる。
今日は皆で仲良く食べる食べる。
Takeが出勤する明後日には…もう無いな。

2015年1月25日日曜日

良い環境

ガスがかかる時もあったけど青空の日曜
山スキーへ出かける方も多い一日でした。
先日苗場でスプラッシュボウルという入場限定でパウダーを滑るという体験をしてきましたが…
確かにプレミアム感があって、面白さ、贅沢感は確かにありました。
ただ白馬に戻って考えてみると…
そもそもパウダーなんて十数名滑れば、なくなってしまうもの。
ゲレンデ内であれば、よほどエリアの広いスキー場でないと、厳しいかなと思います。

パウダーを提供するのであれば…
管理区域内での提供は限界があるので
もっと山スキーを推奨する方向でいいと思うのです。
とてもいい環境です。
但し危険が伴うことも同時に伝えなければなりません。


ゲレンデに出て来ない方々には気づいてほしい。
せっかくいい山があるんだから…



2015年1月24日土曜日

竹ポール

土曜に青空。
久々なような気がします。
先日から立入禁止エリアに竹ポールを使用することとなりました。
竹ポールなんて何年ぶりだろう?
なぜ今竹ポール?

規制を厳しくするというわけで使用したのではなく、規制を明確にするといった感じでしょうか。
そしてコースを広くしました。

ただ規制を明確にしたとコチラが思っていても…
ご覧のとおり、ギタギタであります。
(もちろんココは滑走禁止エリア)
なかなかコチラの思いは伝わらず。

う〜ん粘り強く行動するのみ。

2015年1月23日金曜日

TESTのみ参加

本日もOFF
TEST SKIのみ参加しました。
降雪記録は13cm
TEST SKIエリアは30cmほどあり。
昨晩の湿雪で重い雪質かと思いましたが結構軽い雪。
そして作業は雪崩れることなく跡付けのみ。
今回は深隊員がTEST SKI初参加
色々大変だろうと予想していましたが…
まぁ予想どおり。
ただストックのストラップに手を通していたことには予想外。
知らなかったのか?忘れていたのか?
もし雪崩にあった時、ストラップに手を通していると、腕を持っていかれ、雪崩に巻かれる場合がありますから…

ケガ防止の為、見つけたら、気になったら…ひとつひとつ口うるさくなりますが注意していきたいと思います。

ケガしていたミヤムーが復帰。

2015年1月22日木曜日

予定変更

本日OFF
シーズン当初から、しみー隊員に「休日一緒に滑りましょう」と誘われていましたが
ようやく実現しました。

今回は降雪に期待できなかったので…
山スキーへ。(予定は天狗岳から犬川方面)
他の参加メンバーはガイドを目指している後輩パトのコバ。
(ホントはミヤムー隊員も誘いたかったのですが、ケガしてしまったので残念)
じゃあコバ隊員に案内してもらいましょう
…ということで先頭切って引っ張って行ってもらいましたが
彼の取るラインが気に入らなくて…勝手に登りだす私としみー。

視界は抜けたり、ガスったり。
一ノ背髪の稜線あたりに近づくと南風が強くなり、降雪も強くなってきたので
予定を変更して平川方面へ。

じゃあ今度こそコバガイドに案内してもらいましょう
…ということでTOPを滑ってもらおうとしましたが
「ここから分からないです」と初告白。

結局、アバウトな性格の私がリードすることに。
「じゃあ、あっちへ」
STARTは固い下地の上に新雪が5cmほど
林の中はいい感じ。
吹き溜まりで20cmほど。
視界良好で雪も安定していましたが
不慣れなコバもいたので、細かく刻んでの滑走となりました。

今度は是非、しみー隊員未体験のコルチナかシャルマンを案内したいと思います。
コバにはやかましい先輩達を山スキーのガイドをしてちょうだい。
(きっといい練習になると思うよ)

ルート変更した為、私だけHAKUBA47の乗車チケットを持っておらず。
平川を渡渉するところで、二人と別れて、私は滑ってスキーを履いたまま帰宅。
(結構近くて便利だなぁ)
腹ごしらえして、今度は白馬五竜まで5km弱のRUN
シールで登って、滑って、走る。
何か新しい競技の誕生か?なんてひとりでニヤニヤ。
(結局途中で知り合いに車で拾っていただき完走しませんでしたが…結構面白いかも)
夜はいいもり、HAKUBA47のパトと親睦会。

2015年1月21日水曜日

出張二日目

苗場二日目
本日はゲレンデ
苗場のPATROLの案内でゲレンデ視察
スプラッシュボウル…入場制限して新雪を滑るコースを体験。
ここの特徴はひとり一人滑走できる…というプレミアムなコース。
PATROLがスタート地点と中間地点の二箇所に立っていて、GOサインが出たらパウダーを食らう…贅沢な企画ものです。
でも講習会仲間が見ている中で滑るのは…照れ臭い。
過去色々あった場所へ行って話を聞いたり、FISワールドカップのコースなどを視察しながら半日かけて滑りました。
問題が発生した時に、どのような対応をしたのか…
問題が発生する前に、どのような対策を行っているのか…
参考にして自分たちの山で活かせれたら…と思います。


しかし苗場は広い。
田代、かぐら、みつまたまで行けるのでもっと広い。
湯沢、津南町は雪が多い。
コース幅の狭い白馬五竜に戻ってきて、ホッとひと安心。

2015年1月20日火曜日

出張

苗場に来ました。
プライベートではなく、出張です。
「スキー場の安全対策に関する講習会」に参加しました。
今日は午後から夕方まで講演を聞きまして…
夜は親睦会。
野沢温泉スキー場のPATROLの方と同席させていただき、有意義な時間を過ごさせていただきました。
プリンスのコーヒー…美味かったなぁ。


2015年1月19日月曜日

一歩間違えば…

出勤と同時に降り出した雪はどんどん積もりだし…
「嫌なパターンだなぁ」と思っていたら…
外国人たちが滑走禁止エリアへ次々進入。
「困ったなぁ」と頭を悩ませながら…
対応に追われていると時間はお昼に。
降雪量は20cmを超え、予報を見れば15時〜17時が降雪のピーク。
ということで…
日中にTEST SKIを行なうことになりました。
14時に下山コースを閉鎖して…
ゲストがゲレンデにいなくなったのをチェックして…
さぁTEST SKIを始めようとした矢先
誰もいないはずの下部の方から声が聞こえました。
当然作業はストップ。
どうやら滑走禁止エリアに外国人がいたようです。
一歩間違えばPATROLが発生させた雪崩にゲストが巻き込まれる…というとんでもない事件が起こるところでした。
その後、TEST SKI作業を行いまして…
ウッディコース幅全体に流れ込むほどの雪崩が発生。
あまりの量の多さにスノーダンプを使って除雪作業。

やれやれ…
今シーズン「今日は危ないなぁ」という時はルールが守られている傾向があったので、
浸透してきたかなぁと思っていたのですが…
まだまだですね。